患者さんの気持ちに寄り添える歯科衛生士に
歯科衛生学科 3年
吉田 さくら
Q1神奈川歯科大学短期大学部に入学した理由を教えてください
高校生のとき治療のために歯科医院に通っていて、そこで見た歯科衛生士の姿に憧れたのがきっかけです。進学にあたって何校かのオープンキャンパスに参加しましたが、神奈川歯科大学短期大学部に決めたのは、国家試験の合格率が高かったこと。それと小学生の頃からバスケットボールをやっていたこともあって、部活動が盛んなところにひかれて選びました。
Q2印象に残っている授業はありますか?
2年生の後期から始まった臨床実習です。歯科衛生学科では、附属病院の小児歯科や矯正歯科、口腔外科などさまざまな診療科を実習で回ります。そこでは実際の治療の現場に接することができて、とてもいい経験になりました。横浜クリニック・横浜研修センターでは、先生たちも苦労するような高度な治療現場を見学できたのも印象に残っています。いま、私は歯科医院でアルバイトをしているのですが、学校で勉強した内容や実習がアルバイトにも役立っています。
Q3神奈川歯科大学短期大学部を選んでよかった点を教えてください
コロナ禍だったこともあり、1、2年生のあいだは実習のときだけ学校へ行き、授業はすべてオンラインでした。それもあって最初は勉強についていけるか、モチベーションを維持できるか不安でしたが、先生が丁寧に教えてくださるので、すぐに慣れました。3年生になってからは対面で授業が行われているので、より分かりやすくなったと感じます。もちろん勉強を頑張らないと進級できないし、難しいと思うこともありますが、必要な知識がしっかりと身についていると感じます。
チューター制度(※)も頼りになりました。実は在学中にじん帯をケガして、しばらく松葉杖を使っていたのですが、チューターの先生が心配していろいろと配慮をしてくださいました。困ったときに親身になって寄り添ってくれて、すごく嬉しかったですね。
※学生一人ひとりに対し、担当の専任教員がサポートする制度。
Q4キャンパスでのお気に入りの過ごし方は?
大学にはたくさんの部活動やサークル活動があります。私は男子バスケットボール部のマネージャーをしていて、そこで過ごす時間が好きですね。部活は主に歯学部の学生が活動しているので、歯科衛生学科以外にもたくさん友だちができました。附属病院にもバスケ部のOBがいて人間関係が広がりますし、全国の歯学部が参加する大会の時期はすごく盛り上がるんです。これから入学されるみなさんにも部活動やサークル活動はおすすめしたいですね。
部活以外では、友だちと一緒に食堂でご飯を食べながら、たわいもない話をしたり、試験勉強を一緒にしたりするのが好きです。学校の近くには海や公園、買い物できる場所があって、勉強だけでなく、大学生らしい充実した時間を過ごせる環境が気に入っています。
Q5今後の目標を教えてください
将来は矯正歯科のある医院で歯科衛生士として働きたいと思っています。矯正歯科は数年単位の長い治療になるので、患者さんが通院しやすい雰囲気を作るためにも、コミュニケーションが大切。私が歯科衛生士を目指すきっかけになった医院のみなさんも、気さくで話しやすい方ばかりでした。私自身、歯の矯正をしていたので、患者さんの気持ちに寄り添える歯科衛生士になりたいです。