充実した臨床実習を通して、
新しい目標が見えてきた
歯科衛生学科 3年
湊 こころ
Q1神奈川歯科大学短期大学部に入学した理由を教えてください
友だちのお母さんが歯科医院でお仕事をされていて、その話を聞くうちに歯科衛生士に興味を持つようになりました。神奈川歯科大学短期大学部を選んだ理由は、国家試験の合格率がとても高かったからです。それに歯科衛生学科だけでなく、看護学科や歯学部もあり、看護師や歯科医師など同じ医療系を目指す友だちができそうだなと思ったことも大きいですね。オープンキャンパスのときに学生と先生が楽しそうに話をしていて雰囲気がよかったのですが、実際に入学しても先生との距離が近く、雰囲気の良さはイメージ通りでした。
Q2印象に残っている授業はありますか?
2年生の後期から始まる臨床実習では、練習のために友だちや家族に患者役をしてもらう授業があります。それまでは講義中のスライドや教科書の写真などで勉強していましたが、実習では模型しか触っていなかったので、実際の口の中はこうなっているんだ!といった驚きや発見がありました。
臨床実習が始まる直前に行われる戴帽式(たいぼうしき)も印象に残っています。ろうそくに火が灯された厳粛な雰囲気のなか、看護学科の学生と一緒にナースキャップをかぶせていただいたときは、身の引き締まる思いがしました。1年生のときには歯学部の学生と一緒にご遺体の解剖を見学する授業があり、それも印象に残っています。こうした授業は神奈川歯科大学ならではかもしれません。
Q3神奈川歯科大学短期大学部を選んでよかった点を教えてください
入学した頃は勉強についていけるか心配していましたが、始まってみると授業がものすごく楽しいんです。どの先生も分かりやすく丁寧に説明してくださいますし、メールで質問してもすぐに返信してくれるので、勉強の不安はなくなりました。
進学先の候補として歯科衛生士養成の専門学校も考えていましたが、神奈川歯科大学短期大学部を選んでよかったと思います。充実した設備のある附属病院や横浜クリニック・横浜研修センターで臨床実習ができますし、歯学部の学生や看護学科の学生とも交流できる。同じ医療系を目指す仲間でありながら、違う目標や視点を持つ人と一緒に過ごせるのは、歯科衛生士として働くようになってからもきっと役立つと思います。
Q4キャンパスでのお気に入りの過ごし方は?
学校の周りにはカフェやショッピングモールなどがあるので、友だちと一緒にご飯を食べたり、お茶しながら勉強することが多いですね。時間のあるときは、横浜へ遊びに行くこともあります。横須賀は自然も多いので、SNS映えする写真がたくさん撮れるのもうれしいですね(笑)。とくに好きなのは桜の季節。3月下旬から4月にかけてキャンパス内の桜がすごくきれいなんです。桜がよく見える場所にベンチがあって、そこでお菓子を食べながら、友だちといろんな話をするのが楽しい。今は国家試験に向けて勉強する時間が増えていますが、みんな同じ目標を持っているので、励ましあったり相談したりしながら一緒に頑張っています。
Q5今後の目標を教えてください
私自身、歯並びを治したいと思っているので、もともとは矯正歯科に進みたいと希望していました。でも臨床実習でいろんな診療科の現場を経験してみると、子どもたちとの関わりがとても楽しかったので、今は小児歯科がある医院で働きたいと思っています。いくつもの診療科を経験できたからこそ、働きたい場所のイメージが具体的になったように思います。将来はどんな場面でも臨機応変に対応できる、患者さんから信頼される歯科衛生士になりたいです。