患者さんから信頼される看護師を目指して
看護学科 1年生
今村 オーランド
Q1神奈川歯科大学短期大学部に入学した理由を教えてください
幼い頃に発熱やケガでよく通院していて、看護師さんのお世話になっていた経験から、看護師を目指すようになりました。神奈川歯科大学短期大学部を選んだのは、看護師として働いている母の影響です。母は学校の卒業生で、話を聞いているうちに僕も母が通った場所で勉強したいと思うようになりました。入学前、母からは親身になって相談に乗ってくださる先生が多く、勉強しやすい環境が整っていると聞いていましたが、実際に通い始めてそのとおりだと思いました。
Q2現在、どのようなことを学んでいますか?
入学して半年ほどたち、戴帽式(たいぼうしき)も終わって、いまは実技の授業を受けています。たとえば患者さんがベッドにいる状態でのシーツ交換や手浴・足浴などを、学生4人でグループを組んで演習するといった内容です。事前に頭に入れたつもりでも、実際にやってみるとうまくいかないこともありますが、先生が熱心に指導してくださるので不安はありません。うまくできなかったときは、授業後に演習室の予約を取って、友だちと一緒に復習することもあります。看護学科は女性が多いのですが、自分とは着眼点が違い、いろいろと気づくこともあります。今後は実習が増えていくので、いいと感じたところはどんどん吸収していきたいですね。
Q3神奈川歯科大学短期大学部を選んでよかった点を教えてください
看護学科は3年制のため、4年制の大学よりも学びの密度が濃いように感じます。演習ははじめてのことばかりですし、たとえば解剖生理学の授業などでは筋肉の名前をたくさん覚えなければいけないので、予習と復習は欠かせません。でもそのぶん、卒業後は早く看護師として働き始められるので、知識と技術をしっかり身につけたいと思っています。
学校で勉強するときは、4号館の地下にあるラーニング広場をよく使っています。空調などの設備もしっかりしていて、家よりも集中できるのでいつも使っています。看護師のための勉強は覚えなければいけないことが多く、病院や施設での実習でスムーズにできるか不安はありますが、一方で成長していくのが楽しみでもありますね。
Q4キャンパスでのお気に入りの過ごし方は?
1年生の看護学科の男子生徒は5名と少ないのですが、そのおかげか仲間意識が強いんです(笑)。学内では、5号館の2階に男子用ロッカーや机があって、そこに集まって雑談する時間が好きですね。大学の周りにはファミリーレストランなどもあるので、ご飯を食べながら演習の相談をしたり、勉強で分からないところを教え合うこともよくあります。コンビニや商業施設も充実しているので、学生生活を送るにはすごく便利な環境だと思います。
Q5将来の夢を教えてください
まだ病院実習が始まっていないので、具体的にどんな看護師になりたいのかは決まっていません。ただ、幼いときにお世話になった看護師さんは通院のたびに「大丈夫だよ」と話しかけてくださって、不安を取り除いてくれました。患者さんは、「迷惑をかけないように」と気を遣って黙りこんでしまう人が多いと聞きます。患者さんと気軽にコミュニケーションを取って、細かな体調の変化にも気づけるような、信頼される看護師になりたいですね。