夢に向かって勉強と自分時間を両立できる
看護学科 2年生
寺元 小華
Q1神奈川歯科大学短期大学部に入学した理由を教えてください
家族が病気で倒れた際にとても親切にしてくださった看護師さんがいて、素敵な仕事だな、人の役に立つ仕事がしたいな、と思って看護師を目指すようになりました。神奈川歯科大学短期大学部を選んだ理由は、4年制の大学と比べて1年早くカリキュラムを学び、臨床の場で働けるところです。また、パンフレットなどを見て専門学校よりも指導が手厚く、授業の密度が濃いと感じたのも理由です。
Q2現在、どのようなことを学んでいますか?
2年次の前期では精神看護や母性看護、小児看護などの基礎を学んできました。後期は11月から実習が始まりますが、3年次で実施される訪問看護ステーションでの実習に向けて演習などの準備を進めているところです。入学して意外だったのは、勉強以外の時間もとれる点です。3年制なので忙しくて自分の時間はないだろうなと覚悟していましたが、今は勉強もしながら、アルバイトや趣味、友だちと遊ぶ時間もしっかりとれています。勉強と両立できているのは嬉しいですね。とはいえ、授業や実習では覚えなければいけないことがたくさんあるので、予習や復習はもちろん、友だちや先生に相談しながら取り組んでいます。
Q3印象に残っている授業はありますか?
1年次後期に行われた、ご遺体の解剖授業は印象に残っています。生前の御意思に基づいて亡くなられた際に御献体いただいた方の臓器を実際に見たり触れさせていただくこと で、医療の基本となる人体の構造や仕組みへの理解がより深まって、とても貴重な機会でした。ほかには人形を使ってデモンストレーションしたり、学生同士で看護しあう演習もあります。教科書や先生から学んだ知識をアウトプットする時間がきちんと用意されているので、着実に技術を身につけられていると思います。
大変だったのは、1年次で初めて取り組んだ実習です。実際の患者さんを前に、血圧や脈拍などのバイタルサインを測るのは緊張しました。人形を使った演習とは違って戸惑うこともありましたが、看護師の仕事への実感が湧き、やりがいを感じました。
Q4神奈川歯科大学短期大学部を選んでよかった点を教えてください
3年次の2月に行われる国家試験に向けて模擬試験を何度も受けていますが、その都度、クラス担任の先生と1対1の面談時間が用意されている点です。結果を踏まえて、勉強の仕方や困っているところなどを相談できるので、すごくいい制度だと思います。もちろん面談以外でも、授業後に分からない質問を先生に直接聞いたり、メールで質問したりしても、いつも丁寧に教えてくださいます。
大学の周辺は人通りが多くて活気にあふれている一方で、大きな公園もあって自然が豊か。過ごしやすい環境で気に入っています。課題に追われて気分転換したいときには、大学近くのカフェで勉強することもありますね。でも、いちばんのおすすめはワンコインで食事ができる大学の食堂。建物自体は夜遅くまで開いているので、授業後に残って勉強するときによく利用しています。
Q5将来の夢を教えてください
3年次にかけて内容がさらに専門的になり、覚えなければいけないことも増えるので、正直なところ不安はあります。その反面、実習先でお世話になった看護師さんが医療現場でバリバリ働いている姿を見て、改めて看護師になりたいという気持ちが強くなりました。これからもいくつかの実習先で学ぶ機会があるので、知識と技術を身につけながら、就職後どの診療科に進むのか決めたいと思っています。