学長メッセージ

「人体」を楽しく学び、心温まる医療を提供できる医療従事者へ!

私は約40年間、大学病院で医師として働いてきました。現在の医療現場では、医療従事者の不足や医療費の高騰など、深刻な課題が山積しています。皆さんが学ぶ知識や技術は、予防医療や患者支援に役立ち、こうした課題の解決にも貢献できるものです。また、皆さんが歯科衛生士や看護師として活躍する中で、患者さんから感謝の言葉をいただく機会もあるでしょう。人から「ありがとう」と言われることほど嬉しいことはありません。それは、お金には換えられない貴重な経験です。

本学のキャンパスでは、初夏になると美しい「ジャカランダ」の花が咲き誇ります。この花のように、皆さんも温かい心を持ち、患者さんに寄り添える医療従事者になってほしいと願っています。私たちは、皆さんが人体や衛生の面白さと奥深さを知り、人間的にも成長できるよう、全力でサポートしていきます。

神奈川歯科大学短期大学部 学長
井上 大輔
  

井上 大輔(いのうえ だいすけ)プロフィール


【主な経歴】
1984年日本大学医学部卒業(同窓会賞受賞)東京大学大学院修了
東京慈恵会医科大学 准教授(腫瘍・血液内科)
順天堂大学大学院 教授(医療看護学研究科併任)
日本医科大学 教授(緩和ケア科部長)
聖路加国際病院麻酔科(非常勤)
  

【資格】
麻酔科専門医、ペインクリニック学会専門医、プライマリ・ケア学会指導医、がん治療認定医、スポーツドクター(JOC強化スタッフ)
  

【主なボランティア】
東日本大震災直後、福島にて被災者を治療(「福島避難先での経験」2011.4.4日経朝刊)
  

【今までの活動】
日本在宅医療連合学会 理事/評議員(広報委員会 委員長)
同、2016年学術集会 会長
日本がん治療学会 理事/代議員(倫理委員会 委員長)
日本緩和医療学会 理事/代議員
日米医学医療交流財団 理事/評議員
Editorial board member of International Medical Education
   

【主な著書と動画】
必修ラスパ2026(エムスリーエデュケーション)、腫瘍学問題集10版(エムスリーエデュケーション)、STEP救急救命(海馬書房)、すぐに役立つ緩和ケアチームの立ち上げの実際(新興交易)、がん患者の症状マネジメント(学研)、痛みの治療マニュアル(三輪書店)、痛みを抑える薬(法研)、健康の医学大事典(講談社)、他。
  

【YouTube】

がんの在宅医療人材育成講座(がん救急)→5-1-16急性症状 (オンコロジー・エマージェンシー)  


OPEN CAMPUS