お知らせ

緑ヶ丘女子高等学校「医療時事」にて、看護学科 棚橋 泰之先生が講義を行いました

2025.05.27

お知らせ

 5/9(金)緑ヶ丘女子高等学校にて、本学短期大学部看護学科の棚橋泰之教授が授業を行いました。

 緑ヶ丘女子高等学校では、医療系進学を目指す2年生対象の選択科目として「医療時事」が設定されており、今年度から系属校化に伴い、本学短期大学部看護学科の教員がゲスト講師として1学期の授業に定期的に入って教育内容の高度化のお手伝いをしています。
 今回のテーマは「インフォームドコンセント」。どんな医療系国家試験でも出題されるほど重要なテーマですが、深く理解する上では原義の理解が重要です。「そもそも、インフォームドコンセントとはいつ頃から、なぜ必要と言われるようになったのかな?」との棚橋教授の問いかけから授業は始まりました。
 容易には自分の意思を表明できない方も含む患者の自己決定権、医療者のパターナリズムの問題など臨床場面で遭遇する様々な課題や葛藤に触れ、受講生一人ひとりの意見に耳を傾け、直ちに全体に共有し、更に問い返して理解を深めていく大学のゼミナールさながらのひと時となりました。
 本学では、今後とも地域の高校と手を携えて、医療人材の育成拠点としての社会的責任を果たして参ります。